2入れ物について考える
この「#おやつをどうぞ」は「菓子と紙皿があれば、どこでも場所ができてしまう」という思いつきからスタートしました。
簡単にできることが魅力的だったのに、活動を続けていると、だんだん形にこだわりたくなってきます。とある休日、僕は合羽橋に足を運んで菓子盆を購入していました。それから菓子盆は大事なパートナーとなります。
あらかじめ菓子盆に菓子をセットした状態にしておくと、瞬時に「#おやつをどうぞ」できます。これは大きい!そして菓子盆は、どんな場所でも、そっとジャックして、おやつ空間にしてしまう、とても強力なものだったのです。
基本的に「#おやつをどうぞ」の活動としては菓子盆を持ち歩くものとして、ちょっとここでは別の入れ物についても検討してみます。どれも捨てたもんじゃありません。
まずはティッシュや紙ナプキン。これは最小限の装備で展開可能です。敷いてあるだけで、場所を主張してきます。出先で簡単に用意できますし、包んで持ち帰ることもできる。紙って素晴らしい。
次に紙皿と紙コップ。これも調達が容易です。パーティのように場所を華やかにしたいなら広がりのある紙皿、シャンパン片手にパーティを楽しむかのように菓子を嗜むなら紙コップという使い分けも考えられます。
そして菓子盆。これはモノとしての説得力が段違い。菓子盆文化が若い世代に伝承されているのか不安ありましたが、先日参列した告別式の控え室に菓子盆が堂々と置いてありました。若い人が目にする機会もあるでしょう。
また人気テレビ番組「マツコ&有吉の怒り新党」では、司会の二人が座るテーブルに菓子盆が添えられます。日本国内で菓子盆の優位性は揺らぐことなさそうです。
箱に入れるという、ちょっとしたギフト感覚の方法も試してみました。鞄に忍ばせて、エレガントに振る舞うことができそう。場所というより贈答品という感じもします。
シーンに合わせて箱と中身を選べる面白さはありますね。オリジナルの箱を作ってみるのもありかも。
この「#おやつをどうぞ」は不定期で活動こそしていますが、「いったいなにやってるんだろう」という悩みも伴います。続けることで楽しくなってます。
そうしてると「入れ物を考えることは場所を考えること」なんていう当たり前のことにぶつかったりするわけです。なんかいいですよね。そんなこんなで「#おやつをどうぞ」は続きます。